スポーツ競技におけるトロフィー、メダルの捉え方

国体、世界大会などで優勝し、メダルやトロフィーを獲得することは非常に名誉なことであり、その選手にとって受け取る瞬間はかけがえのない時間であるだろう。彼らは人の目の届かないとろろで日夜努力しつらい練習に耐えぬいて表彰台に立っていることだろう。団体競技の場合、トロフィーがチームに一つだけ授与され、メダルは競技者ひとりずつに授与されること多い。いわば、それらは選手たちにとって最大のステータスとして一般的に見られている。ひと昔前は、その性質上メダル獲得を第一としてプレイする選手が多くみられた。近年、そのような考え方が見直されスポーツマンシップを取り戻しつつある。スポーツマンシップとは、正々堂々と全力を尽くして競技するスポーツマンとしての精神・態度のことで、ロサンゼルスオリンピックの柔道男子無差別級決勝戦を見ても分かる通り、厳しい世界の中でも時にあいてを思いやる気持ちをもって試合に臨むことも大事であることがわかる。その精神があるからこそ勝利者は凛々しく美しい。敗者であっても、その姿は時に凛とした姿になり得る。スポーツ選手にとってトロフィーなどをねらってプレイすることは重要なことかもしれないが、時に相手雄思いやり互いに楽しみながらプレイすることを忘れてはならない。

表彰台の頂点で受け取るメダルとトロフィー

フィギュアスケートの大会はゴールデンタイムにテレビ中継されることが多いスポーツである。日本選手が必ずメダル圏内にいるほど選手層が厚いスポーツであるから、見る側も期待も大きくなることが要因であると考えられる。大会の中継はもちろんのこと日本選手が優勝しトロフィー授与されたりなどすると次の日のテレビのワイドショーはフィギュアスケートで盛り上がることが当たり前になってきた。メダルをとって当たり前と思われる選手のプレッシャーは並大抵ではない。強い精神力がなければ期待に押しつぶされてしまう。もちろん人間であるからスランプが必ず訪れる。そこでつぶされてしまうか、乗り越えて再び頂点に立つかは技術だけでは補うことはできない。メンタルを鍛えることが課題となっていく。一度スランプに陥り這い上がって優勝した選手がトロフィーを持ち上げる瞬間の何とも言えない顔は美しいものである。その姿を目に焼き付けたくてテレビのチャンネルをフィギュアスケートの大会に合わせる視聴者も多いはずである。表彰台の一番高い場所でメダルをかけてもらったあと、優勝インタビューに答えるとき、涙ぐみながら話す情景をみると、どれだけつらかったのかがそこに垣間見える。その姿にまた応援をする人の姿が増えていくのである。

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